サブシジョンによるニキビ跡治療と皮膚科の選び方を解説

サブシジョンによるニキビ跡治療と皮膚科の選び方を解説 ニキビ跡治療
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サブシジョンは、クレーターのニキビ跡改善の効果を期待できる治療であり、ヒアルロン酸を併用することで1回の治療効果を上げる期待ができます。

ダーマペンやフラクショナルレーザーで深いニキビ跡が改善しなかった方は、サブシジョンを治療の選択肢に入れることをおすすめします。

サブシジョンは、自由診療のため保険が使えずクリニックによって費用が異なるため、どこを選んでいいか迷うと思います。

また、治療後のダウンタイムの状態や期間を知りたい方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事ではサブシジョンのクレーターニキビ跡治療について効果やダウンタイム、皮膚科の選び方を紹介していきます。

また、東京・大阪・福岡を中心に、サブシジョンに対応しているクリニックを掲載しているため、ぜひチェックしてみてください。

サブシジョンはクレーターのニキビ跡改善に効果が期待できる治療

サブシジョンはクレーターのニキビ跡改善に効果が期待できる治療


サブシジョンは、深い凹みのあるクレータータイプのニキビ跡の改善に期待できる治療です。

サブシジョンでは、皮膚の下の癒着した固い組織を針で切り、皮膚を部分的に上に持ち上げるため凹みのあるクレータータイプのニキビ跡改善に期待できます。

ニキビ跡治療で有名な、ダーマペンやフクラクショナルレーザーは浅いニキビ跡の改善に期待できますが、深い凹みのあるニキビ跡の改善は難しいです。

ダーマペンなどを受けているが深いニキビ跡が改善しない方は、サブシジョンを受けることも選択肢のひとつと言えます。

サブシジョンは1回で効果を感じる方もいるなど治療回数や方法を知ろう

サブシジョンは1回で効果を感じる方もいるなど治療回数や方法を知ろう

サブシジョンは、1回で治療効果を感じて終了する方や4回ほどで改善して治療を終了する方など個人差がある治療です。

治療は医師が行いますが、治療の流れや時間などはクリニックによって異なることがあります。

  • 治療の流れ:
    • 医師の診察でサブシジョンの適用か判断される。治療可能であればリスクなどの説明を受けて治療の準備を行う。
  • 治療方法:
    • 治療部位に医師が局所麻酔を行う。専用の医療用針を肌の真皮部まで挿入して繊維を切断・剥離する。
  • 治療時間:
    • 麻酔込みで両頬10分〜程度(クリニックや治療範囲によって誤差あり)。
  • 治療間隔:
    • 3〜4週間おきに医師と治療効果を見ながら続けていく。


サブシジョンは、「ヒアルロン酸」注入や「ダーマペン」などを組み合わせることで、より1回の効果を期待できると言われています。

ヒアルロン酸注入やダーマペンなどの併用ができる

サブシジョンは、単独で行うだけでなくヒアルロン酸注入を併用することが可能です。

ヒアルロン酸を注入することで、皮膚を内側から持ち上げて筋膜と再び癒着するのを防ぐ効果を期待できます。

ヒアルロン酸を足場にして自分の組織ができると言われているため、ヒアルロン酸が吸収されてなくなったあとも、効果が完全に消えることはありません。

クリニックによっては、サブシジョンと併用してダーマペンやフラクショナルレーザーなども受けることができるため、肌表面からのニキビ跡治療もできます。

サブシジョンの費用相場は東京で1cm×1cmで14,000〜15,000円程度

サブシジョンの費用相場は2cm×2cmで22,000円(税込)が多い

東京のサブシジョン費用相場は、14,000〜15,000円程度です。

東京は、ほかのエリアと比較してサブシジョン治療をしているクリニックが多い傾向にあります。

また、サブシジョン自体、全国的に取り扱っているクリニックが少ない印象です。

サブシジョンは自由診療のため健康保険が適用されず、美容目的の自由診療は医療費控除の適用外のため費用は自己負担です。

追加のヒアルロン酸は、安くても20,000〜30,000円が相場であり、再診料など含めた金額を計算しておきましょう。

安い金額ではないため、クリニックによってクレジットカードが使えるのか現金のみなのかなど支払い方法を事前に確認することをおすすめします。

サブシジョンのダウンタイムは内出血が1〜2週間ほど出現する

サブシジョンのダウンタイムは内出血が1〜2週間ほど出現する

サブシジョンのダウンタイムは範囲により程度の差がありますが、治療した後に内出血が1〜2週間ほど出現することが多いです。1〜2週間かけて紫色や黄色になりますが、最終的には吸収されて消えます。

治療当日から洗顔やメイクが可能」ですが、針を挿入した部分は当日の洗顔を控える必要があります。

治療は局所麻酔後に行うため治療中の痛みはほとんどありませんが、局所麻酔の際は痛いです。

治療後に麻酔の効果がなくなってから鈍痛を感じることもありますが、鎮痛薬を必要とするほどではありません(個人差あり)。

治療当日から化粧をしてもよいが内出血を隠すことは難しい

サブシジョンの治療当日〜翌日から化粧が可能ですが、内出血が出現している場合は隠すことが難しいです。化粧・メイクによって多少は治療による赤みなどを隠すことができるかもしれませんが、内出血や腫れの程度では人に気づかれることがあります。

サブシジョン治療後は当日から洗顔やシャワーが可能ですが、感染などのリスクがあるため針を挿入した部分は当日の洗顔が禁止です。

翌日から入浴や激しい運動が可能になるため、治療後の過ごし方や予定を考慮して治療を受けることをおすすめします。

麻酔の痛みに耐えられるなど治療に向いている人の特徴を知ろう

麻酔の痛みに耐えられるなど治療に向いている人の特徴を知ろう

サブシジョンを受けるためには、局所麻酔をする必要があるため、注射を受けられる人であることが前提です。

治療の費用は安くても22,000円ほどであり、ヒアルロン酸など追加する場合はさらに費用が必要です。継続して治療を受けたい場合は、資金に余裕がないと治療を受けられません。

継続してニキビ跡を改善したい方は治療を定期的に受けられるように毎月の支出を計算しておくことをおすすめします。

また、サブシジョンは「妊娠中の方は受けられない」など、治療の対象外にならないか確認しておくことも必要です。

妊娠中の方は受けられないなど条件を確認しよう

サブシジョンを受けられない方は以下です。

  • 妊娠中の方もしくは、妊娠の可能性のある方
  • 血液サラサラの薬を飲んでいる方
  • 真性ケロイド体質の方

自分に合った価格など無理なく通えるクリニック・皮膚科を選ぼう

自分に合った価格など無理なく通えるクリニック・皮膚科を選ぼう

サブシジョンの費用は治療範囲や追加オプション、クリニックによって違ってくるため自分に合った価格を選びましょう。

サブシジョンを取り扱っているクリニックは少ないため、自宅から通える範囲なのか確認することも必要です。

クリニックは、皮膚科と美容皮膚科もしくはその両方を診療しているクリニックがあるため、両者の特徴を把握しておきましょう。

予約なしで治療を受けられるクリニックもあるため、自分の都合で通えるクリニックを選ぶこともおすすめです。

皮膚科と美容皮膚科の違いを理解してクリニックを選ぼう

サブシジョンを受けられるクリニックは、皮膚科と美容皮膚科もしくは、その両方を診療しているクリニックがあります。

皮膚科は湿疹や痒み、全身の皮膚症状に保険診療で診療する場所ですが、美容皮膚科は美肌を手に入れることやアンチエイジングなどが目的です。

保険診療で皮膚の病気を診療してほしい方は皮膚科、ニキビ跡の治療に力を入れたい方はニキビ跡の豊富な治療がある美容皮膚科を選びましょう。

ニキビ跡の治療もしたいが皮膚の湿疹などの症状も診察してほしい方は、皮膚科と美容皮膚科の両方を診療しているクリニックがおすすめです。

【2023年】東京・大阪・福岡でサブシジョンができるクリニックを紹介

【2023年】東京・大阪・福岡でサブシジョンができるクリニックを紹介

サブシジョンを受けられるクリニックは地方に少ない傾向にあり、東京に集中しています。

クリニックによって費用や予約方法など違いがあるため、おすすめポイントを確認して自分に合ったクリニックを選びましょう。

東京でサブシジョンができるクリニック一覧

※2023年5月6日現在の情報です。
※記載のクリニックは一部です。

クリニック名範囲・費用(税込)備考(税込)
TCB東京中央美容外科
(東京21院)
1cm×1cm:10,000円
有楽町美容外科クリニック
(千代田区有楽町)
2×2cm:20,900円ヒアルロン酸/併用/値段は公式HP
池袋駅前のだ皮膚科
(豊島区池袋)
2cm×2cm:22,000円ヒアルロン酸/併用:22,000円
湘南内科皮フ科クリニック
町田院
(町田市)
2cm×2cm:22,000円・ヒアルロン酸/併用:RHA1/0.3㏄/18,330円
・ヒアルロン酸/併用:RHA1/1.0㏄/39,180円
・フラクショナルCO2レーザー/併用:15,070円
BIANCA銀座
(中央区銀座)
2cm×2cm:24,200円
Theoryクリニック
(中央区銀座)
5箇所まで66,000円PFD(高濃度成長因子)/併用:33,000円
OZAKI CLINIC
(オザキクリニック)
(新宿院・目黒祐天寺院)
3cm×3cm:49,500円ヒアルロン酸/併用:33,000円〜
NES 駒沢クリニック
(世田谷区)
1cm×1cm:16,500円
ゆかスキンクリニック
(中央区日本橋)
2×2cm:34,100円
(PDRN 0.3cc込み)
PDRN(高濃度サーモン注射)込みの値段
はなふさ皮膚科
(東京5院)
1cm×1cm:27,500円・ヒアルロン酸/併用:1本60,500円〜
・炭酸ガスレーザー/併用:46,750円〜

大阪でサブシジョンができるクリニック一覧

※2023年4月7日現在の情報です。
※詳細はこちらの記事にまとめています。

クリニック名サブシジョン費用(税込)
fumi beauty clinic -umeda-
(ふみビューティークリニック梅田)
・6ヶ所まで:66,000円
・7ヶ所目〜 1ヶ所あたり:11,000円
SELECT CLNIC(セレクトクリニック)-大阪茶屋町院-・1回:110,000円
THE CLOVER BEAUTY CLINIC(クローバー美容クリニック)・ダーマペンと同時施術:8,800円
※現在は新規受付を中止
はだいろはクリニック・片頬(10㎠) 88,000円
・両頬(20㎠) 154,000円
・両こめかみ(20㎠) 132,000円
・額(20㎠) 176,000円
・麻酔代込み、カニューレ(鈍針)は別途 3,300円
グランメドクリニック・2cm×2cm:66,000円
La Clinique(ラクリニック)薬剤なし(針のみ)
・5cm四方:47,800円
・10cm四方:89,800円
・施術代金:10,000円

○薬剤:マックーム(0.5V)
・5cm四方:67,800円
・10cm四方前後までマックーム(1V):119,800円
・施術代金:10,000円

○別途サブスクプランにもサブシジョンあり

福岡でサブシジョンができるクリニック一覧

※2023年5月13日現在の情報です。

クリニック名サブシジョン
費用(税込)
備考
セイコメディカルビューティクリニック
福岡院(福岡市)
・サブシジョン 1×1cm:11,000円〜
・サブシジョン+ヒアルロン酸注入 1×1cm:37,400円〜
ヒアルロン酸併用可
SHERIE CLINIC 福岡院
(福岡市)
・両頬 5㎝×5㎝:107,800円
・こめかみ 3㎝×3㎝:85,800円
ヒアルロン酸の取り扱いあり
さくらビューティクリニック
(北九州市)
※すべてモニター価格
・2x2cm:22,000円
・フラクショナルCo2レーザー:範囲関係なく/1回/サブシジョン価格に+22,000円
・サブシジョン+ヒアルロン酸注入+フラクショナルCO2レーザー:2x2cm:44,000円
ヒアルロン酸併用可
TCB 東京中央美容外科 4院
(福岡天神院/福岡博多院/
久留米院/小倉院)
・1cm×1cm:10,000円ヒアルロン酸の取り扱いあり

まとめ

まとめ

サブシジョンはクレーターのニキビ跡改善の効果を期待できる治療であり、1回で治療効果を感じる方や4回ほどで治療効果を感じる方がいます。

クリニックの選び方として、皮膚科の保険診療も受けたい方は、両方を診療しているクリニックがおすすめです。

東京はサブシジョンに対応しているクリニックが複数ありますが、大阪や福岡など地方は少ない傾向にあります。

サブシジョンを受ける回数などを見極めながら、自分が通える範囲でクリニック選びをしていきましょう。

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